安全性の向上
ミレニュームの先行手摺筋違は、作業床より高さ900mmの位置に手摺(27.2φ)があり、手摺と作業床の空間を斜め材(21.7φ)2本の筋違構造にしており仮設工業会単品承認を取得しています。開口面積は4分割になり、2分割の2段手摺より安全で転落の危険性が極めて少なくなり、先行手摺と2段手摺を兼ねたシステム本足場です。
L型巾木(仮設工業会認定品)も改善措置機材として準備しております。
作業効率の向上
組立時、常に一層上の作業床の取付け前に、先行手摺筋違を取付けます。解体時は逆手順で安全に作業が行えます。単管・クランプもほとんど使用せずに施工組立ができます。
機材の省スペースの追求
余分な機材を排除することにより運搬コストの削減・省スペース化を実現しています。
安全で安心感のある手摺先行工法足場
先行手摺と2段手摺の機能を有していますので、極めて安全性の高いシステム足場です。
組立手順
1敷板・ジャッキベースの設置
2支柱・布材(根がらみ)の設置
3支柱の設置
4先行手摺ブレースの設置
5作業床レベルに布材の設置
6上層の先行手摺ブレースの設置
7床付布わくの設置
8第1作業床の完成
9900mm(腰)の位置で支柱の設置
10前箇所に支柱を取付けた状態
11以降同手順で組立
123層目まで完成した状態