仮設機材カタログVol.11
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取付部の引張方向直交型取付部の開き方向取付部の引張方向平行型取付部の開き方向※鉄骨用クランプは必ず2個1組で使用して下さい。開き方向6.6kN3.1kN4.4kN3.1kN6.6kN引張方向3.1kN開き方向4.4kN引張方向3.1kN1本吊りの場合ループ吊りの場合許容荷重(安全率5倍)240㎏430㎏109鉄骨用クランプ、吊りチェーン鉄骨用クランプの許容耐力について直交型 H形鋼のフランジの幅方向と足場組用単管の軸方向とが90度であるもの。平行型 H形鋼のフランジの幅方向と足場組用単管の軸方向とが平行であるもの。吊りチェーンの許容荷重について厚生労働省規格による破断強度は1,600㎏以上(㈳仮設工業会の認定検査では、抜取試験で5本の平均値が1,800㎏以上、最小値が1,600㎏以上を合格基準としている。)とされているが、製造時にわずかでもリンクの溶接部の不良箇所があった場合、これが製品の中に混ざるおそれがあるので、仮設工業会では認定合格メーカーに対し、全数につき800㎏の自主検査で耐力試験の励行を義務付けている。このようなことから、吊りチェーン1本当たりの許容荷重については、認定検査の平均値(1,800㎏)の3分の2を保証破断荷重とみなし、この値をもとに安全率5を考慮して定めるのがよい。すなわち1本当たり 1,800×2/3 ───────=240(㎏)以下とする。    5ただし、ループ吊りのときは、430㎏以下としてよい。チェーンの使用についての注意事項○キンクしたままで使用しないこと。○変形したチェーンは、たたき直して再使用しないこと。(規則によって禁じられています)○チェーンにはショックを与えないこと。○のびたチェーンは使用しないこと。○錆の発生したものは使用しないこと。○チェーンをねじって使わないこと。○玉掛け使用は危険です。○あまり古いチェーンは問題が残りますので、使用ごとに点検すること。○許容荷重以内で必ず使用すること。

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