123△△△PPPPPP△△△⑸梁枠の検討3スパン用梁枠の許容荷重 9.81kN(表4より)足場用部材の重量: 1層×3スパン分 1.04kN(W4)したがって、梁枠上の作業荷重は、 (許容荷重−部材重量)となる。 W=9.81−1.04=8.77kN(0.894t)よって、梁枠開口部上の作業荷重を7.85kN以下とします。(0.80t以下とします)⑹開口部両端部の建枠の検討建枠1枠あたりの許容荷重 42.6kN/枠 (但し、ベースジャッキの繰出し長さを200以下とする)開口部両端の建枠に作用する荷重を求めます。①梁枠支持部建枠の荷重(W1より) P1=7.77kN②梁枠支持部建枠にかかる作業荷重 P2=3.63kN/1層×2層/2=3.63kN③梁枠上の荷重(W2より) P3=6.80kN×1+7.85/2=10.73kN④梁枠自重(W3より) P4=0.74kN/2=0.37kNよって、P1+P2+P3+P4 N=7.77+3.63+10.73+0.37 =22.5kN < 42.6kN/枠 ∴OKまた、梁枠を用いた開口部の寸法は、幅4スパン以下、高さ3層以下とし、開口部端から外方へ必要とする枠組足場のスパン数は、梁枠の種類(梁枠を用いた開口部の寸法)により表5に示すスパン数を必要とする。但し、3スパン用及び4スパン用であって、表5により難い場合は、枠組足場に交さ筋違方向の水平抵抗力を増大させるため、梁枠の支持部の建枠に補強等の措置を講ずるものとする。表1 ジャッキ型ベース金具の繰出長による建枠の許容支持力ジャッキ型ベース金具の繰出長さ(㎜)1800㎜以下1800㎜を超え2000㎜以下200以下42.6kN200超え250以下40.6kN250超え300以下38.7kN300超え350以下37.2kN標 準 枠簡易枠1800㎜以下39.2kN34.3kN37.2kN32.8kN35.7kN31.3kN34.3kN29.9kN表2 床付布枠の許容積載荷重表3 建枠の種類別許容積載荷重表4 梁枠の許容荷重(kN)2スパン用3スパン用4スパン用表5 梁枠の種類別の枠組足場の構成〔参考文献〕 足場・型枠支保工設計指針(一般社団法人 仮設工業会)床付布枠の幅×スパン(㎜)建枠の幅(㎜)床付布枠の幅と枚数1219,1200914,900610,600梁枠の種類荷重点2スパン用3スパン用4スパン用梁枠の種類1種(2スパン用)2種(3スパン用)3種(4スパン用)240×1829300×1829500×1829幅500×2枚幅500+幅300幅500+幅240幅500×1枚梁枠2枚で1点あたりの許容荷重2枚の許容荷重7.854.903.27開口部の端の支持部からの外方へのスパン数許容積載荷重120㎏(1176.7N)150㎏(1470.9N)250㎏(2451.6N)1スパン・1層あたりの許容積載荷重500㎏(4903.3N)400㎏(3922.6N)370㎏(3628.4N)250㎏(2451.6N)7.859.811スパン以上2スパン以上3スパン以上135梁枠の計算例
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