仮設機材カタログVol.11
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(単位 ニュートン毎平方)    センチメートルせん断曲げi ν(ℓk)2142コンクリート、鉄筋、型枠、大引き、支保工の自重等をいう趣旨であること。4.第3項第1号における「150キログラム」は、コンクリートの打設の作業を行う場合のカート足場、猫車、作業者等の重量を考慮したものであるが、この数値はあくまで最低基準としての数値であるから、それぞれの現場においては、コンクリート打設の方法、型枠支保工の形状等に適応する数値を用いるように指導すること。5.第3項第1号の「支柱等に生ずる応力」のうち、梁に生ずる曲げ応力の値は、当該梁が単純梁でない場合においても、単純梁として算出して差しつかえないこと。6.第3項第2号の「製造した者の指定する最大使用荷重」が不明である場合には、原則として支柱、梁等として使用しないように指導すること。 ただし、実際の使用状態に近い条件のもとで支持力試験を行い、その結果に基づいて安全率を2以上として使用する場合には、差しつかえないものとする。 (昭38・6・3 基発第635号)(許容応力の値) 第241条 前条第3項第1号の材料の許容応力の値は、次に定めるところによる。 ⑴ 鋼材の許容曲げ応力及び許容圧縮応力の値は、当該鋼材の降伏強さの値又は引張強さの値の4分の3の値のうちいずれか小さい値の3分の2の値以下とすること。 ⑵ 鋼材の許容せん断応力の値は、当該鋼材の降伏強さの値又は引張強さの値の4分の3の値のうちいずれか小さい値の100分の38の値以下とすること。 ⑶ 鋼材の許容座屈応力の値は、次の式により計算を行って得た値以下とすること。 ℓℓ ―≦Λの場合 бc=────────Fi ℓ ―>Λの場合 бc=─────Fi これらの式において、ℓ、i、Λ、бc、ν及びFは、それぞれ次の値を表すものとする。1−0.4(―/Λ)2 0.29 ℓ (―/Λ)2 i⑷ 木材の繊維方向の許容曲げ応力、許容圧縮応力及び許容せん断応力の値は、次の表の上欄に掲げる木材の種類に応じ、それぞれ同表の下欄に掲げる値以下とすること。⑸ 木材の繊維方向の許容座屈応力の値は、次の式により計算を行って得た値以下とすること。あかまつ、くろまつ、からまつ、ひば、ひのき、つが、べいまつ又はべいひすぎ、もみ、えぞまつ、とどまつ、べいすぎ又はべいつが1,030かしくり、なら、ぶな又はけやき1,4701,030ℓ 支柱の長さ(支柱が水平方向の変位を拘束されているときは、拘束点間の長さのうち最大の長さ)(単位 センチメートル)i 支柱の最小断面2次半径(単位 センチメートル)         —————Λ 限界細長比=√π2E/0.6F  ただし、π 円周率 E 当該鋼材のヤング係数   (単位ニュートン毎平方   センチメートル)毎平方センチメートル)ℓ iν 安全率=1.5+0.57(―/Λ)2F 当該鋼材の降伏強さの値又は引張強さの値の4分の3の値のうちいずれか小さい値(単位 ニュートン毎平方センチメートル) ℓk ――≦100の場合 fk=fc(1−0.007──) i ℓk ――>100の場合 fk=───── i бc 許容座屈応力の値(単位 ニュートン(上欄)木材の種類1,3201,1801,9101,320(下欄)許容応力の値圧縮10388074210150ℓki0.3fc――100i

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